就業規則における句読点の使い方について

今回のテーマは句読点です。

目次

  1. 句読点のルール
  2. 句点「。」
  3. 読点「、」

句読点のルール

句読点の打ち方については、統一的なルールは定まっていないようです。

このブログの文章は、iPhoneの音声認識入力をNotionのアプリで文字起こしし、それをGemini(ジェミニ)というAIで句読点を入れています。(タイピングするときもあります。)

他のAIでも句読点を入れることができます。

同じ文章を張り付けて、「テキストに適度に句読点を入れて。」と指示すれば、句読点を入れてくれます。

Claude(クロード)は少し省略するところがあり、ChatGPTは余計なことをする傾向があります。

誤変換を修正してくれるところは、どれも同じです。

今回、改めて3つのAIで変換してみましたが、Geminiが一番、バランスがいいように感じます。

今までは、Claude(クロード)を使っていましたが、今後はGeminiを使おうと思います。

一般的な文章ではそこまで神経質になる必要もないかもしれませんが、就業規則では一貫性のある句読点の打ち方をしたいことろです。

さっきまでは、ここで句点「。」を打っていたのに今回は打ってないな、といったような余計なことは考えさせない方がいいでしょう。

ある程度のルールに基づいた、一貫性のある句読点の打ち方をした方が、読んでいて読みやすいことは間違いありません。

公用文については経験的にいくつかのルールが確立されており、ある程度の整理が可能です。

周知されていて合理性があるなどの要件を満たせば、就業規則は法的拘束力を持つとされています。

そのため、できる限り公用文のルールに合わせることは自然ではないかと考えます。

句点「。」

1 文末には原則として句点を打ちます。

2 条文中の括弧内で完結する字句が、名詞形(体言止め)のときは句点を打ちません。

3 条文中の括弧内で完結する字句が、動詞形のときは句点を打ちます。

4 号表記(箇条書き)において、完結する語句が名詞形のときは、原則として、句点を打ちません。

ただし、「こと」「とき」で終わるときは句点を打ちます。

よって「もの」で終わるときは原則として句点を打ちません。

5 号表記(箇条書き)において、名詞形以外で終わるとき(「……を除く」など)は句点を打ちます。

6 号表記(箇条書き)において句点を打たない場合であっても、その号の中でさらに字句が続くときは、先の字句には句点を打ちます。

〇4,5,6の例:
(1)新幹線  ←句点を打たない
(2)新幹線。ただし、グリーン車を除く。 ←2か所とも句点を打つ

句点を打つ文と打たない文が混在することは、おかしいことではありません。

7 号表記(箇条書き)において、句点を打つべき字句に後続して括弧書きが続き、その括弧書きが名詞形以外の語句で終わり、かつ、箇条書きが完結するときは、括弧書きの最後に句点を打ち、更に箇条書きの最後にも句点を打ちます。

〇7の例:
(1)○○であるとき(△△である場合に限る。)。 ←2か所とも句点を打つ

読点「、」

1 主語の次には、原則として読点を打ちます。

ただし、条件句又は条件文の中に出てくる主語のときには読点を打ちません。

〇1の例:
会社は、従業員が欠勤したときは…… ←会社はに読点を打ち、従業員がには打たない。

2 条件句の前後には読点を打ちます。

3 名詞を並列して用いる場合、その並列する名詞が2つのときは読点を打たずに「及び」「又は」の接続詞でつなぎます。

しかし、並列する名詞が3つ以上の場合は、最後の名詞のつなぎのみに接続詞を用い、その前に並列する名詞は読点を打ってつなぎます。

4 「又は」と用いる場合に、継続して読点を打つことはありませんが、「また、」と用いるときは読点を打ちます。

5 動詞、形容詞又は副詞を並列して用いる場合には、その並列する語が2つであっても「及び」「又は」などの接続詞の前に読点を打ちます。

6 動詞が「〇〇し」で終わるときは読点を打ちます。「〇〇して」で終わるときは読点を打ちません。

〇5,6の例:
イ 会社は、本人から意見を聴取し、及び相手方の意見を勘案して処分を決定する。  ←聴取しで読点を打ち、勘案してで打たない。

7 名詞を並列して「その他」で括るときは、「その他」の前に読点を打ちません。

しかし、動詞、形容詞又は副詞を並列して「その他」で括るときは、「その他」の前に「、」を打ちます。

例えば、動詞を並列する場合には、「〇〇し、その他」というふうに活用形の後ろに読点を打ちます。

8 但し書きにおける「ただし」の次、後段における「この場合」又は「この場合において」の次には読点を打ちます。

9 名詞を説明するために「で」又は「であって」を用いる場合、その後に続く説明の字句が長いときには、「で」又は「であって」の後に読点を打ちます。

10 「(以下「〇〇」という。)」の括弧書きの中の「以下」の後には、読点は打ちません。

今回は、 就業規則における句読点の使い方について でした。
==================================