動線について考えてみました。

目次
- リアルな世界での動線
- パソコンの中での動線
- 検索で探す
リアルな世界での動線
上の写真は某飲食店のゴミ箱です。
右利きの人が、飲み物の蓋を右手で取り、飲み残しを排水口に捨て、紙の本体部分とプラスチックの蓋の部分をそれぞれ紙とプラスチックのごみ捨て口に捨てるのにとても適しています。
動線としてよく考えられているなと感心します。
リアルな世界での動線を考えるとき、一般的によく使うものを近くに、それほど使わないものは遠くに置きます。また、右手で使うものは右側に、左手で使うものは左側に置くというのが、セオリーです。
例えば、右利きの人は机の右手側にペンを置き、左手で受話器を取る人は机の左側に受話器を置くことになります。
物理的な距離を縮めることが動線としては最も効率がいいということになります。
パソコンの中での動線
パソコンの中ではどうでしょうか。
物理的な距離というよりは、操作が少ないことが、効率的と言えると思います。
パソコンの中での動線を考えるとき、操作の回数を減らすことを考えます。
クリックが少ない、キーボードを押す回数が少ないということです。
そのための一つの方法は、フォルダをできるだけ、開かなくて済むようにするということです。
フォルダを、複数個同時に開くと、その背後にあるものが見えなくなります。
そして作業したい資料を探す時にフォルダの階層をいくつも開かないといけないとしたら、必然的にフォルダを複数開くことになってしまうのです。
お目当ての資料を探すのに複数のフォルダを開き、資料をしまう時にそのフォルダを閉じるという操作をします。
フォルダーの階層が増えれば増えるほど、操作の回数も増えます。
言ってみれば、動線がこんがらがった状態です。
検索で探す
それならば、検索でその資料を探し出す方が効率的だと思います。
フォルダを作る代わりにそのフォルダに該当する部分をファイル名に組み入れるといいと思います。
フォルダの階層を2つ作るなら、そのフォルダー名をファイル名にしてしまうのです。
例えば、○○様、というフォルダがあってその中に△△案件、というフォルダがあってその中に自分が作成した◆◆資料があるとします。
この場合、その資料のファイル名を次のようにします。
○○様_△△案件_◆◆
ある程度ルールを作って、そのルール通りファイル名を付けると、後から検索しやすくなります。
そしてその資料を見るときは、検索を使います。

キーボードの「ウィンドウズ」キーを押すと検索バーと言われるウィンドウが開きます。

ここにワードを入力して探します。
windows検索バーについては、こちらでも記事にしています。
windows検索バーを快適に!bing連動を切ってスッキリ検索
検索で世界の情報を整理しようとしたのはGoogleですが、自分のパソコンの中の情報も検索で整理しましょう。
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