今回は、独立開業後の営業について書きます。

目次
- 優先順位
- 真似をするのは有効だが
- 自分がされて嫌なことはしない
優先順位
独立開業後の優先順位として一番高いものは、営業です。
開業後にやることはいっぱいあります。 名刺作成、ホームページの作成、経理、勉強、法改正への対応、業務ソフトや給与計算ソフトなどの選定や導入、パソコンやプリンタなどの整備、場合によっては事務所を借りる、保険への加入…などです。
中には、すでにある程度、取引先があり、それなりの売り上げの目途が立っているという人もいると思います。
その場合、独立開業前にすでに営業をスタートしていた、とも言えると思います。 なので独立開業後は、営業以外のことに力を注げるということです。
そう考えると、やはり一番の優先順位は、営業ということになるかと思います。
真似をするのは有効だが
真似をするのは有効です。
特に開業当初においては、独自色を出すよりも真似をする方が大事だと思います。 しかし、問題は誰の真似をするかです。
同業者でも営業の仕方はかなり異なりますし、値付けについてもかなり幅があります。
自分の考えに近い人や、境遇、環境、方向性が近い人の真似をするのがいいと思います。
また、実際に行動した人かどうかも考えましょう。
ある人がこういう営業が良い、などと紹介していたとしても、その発言している人が本当に自分で行動したものなのかどうかも重要です。
単に人から聞いてそれを他の人に伝えているだけなのかもしれません。
そこは考えておきたいところです。
自分がされて嫌な営業はしない
自分がされていやな営業はしないというのは筋が通っているのですが、いざ、売り上げが欲しいとか、余裕がなくなると、意外に忘れがちです。
自分も忘れがちになります。
実際、今年の3月19日に以下のような営業がありました。
まず、電話で「労務顧問や給与計算を頼みたい」と、お客を装って留守電に残します。
そこに折り返し電話してみると、「頼みたいのは私ではなく別の会社の人だ、」と言います。
そしてその別の会社の人が、zoomへ誘導します。
この時点ですでに怪しいですが、その時はzoomに応じました。
電話営業からのオンライン営業です。
オンラインの最中、自分が「検討します」と言ったのに、相手は「いつまで検討しますか?」と返してきます。
「いつオンライン打ち合わせを辞めてもいい」と電話の人は言っていたのに、いざ辞めようとすると、zoomの担当者が、「これから用事があるのですか?」と聞いてきます。
イラっとしました。
1人だったら、こんな矛盾に満ちた営業はしないでしょう。
「留守電を聞いたときの喜びを返せ!」と言いたいです。
常に組織がいいとは限らない、よい例です。
私は、現在1人でやっていますので、別の担当に代わるということはありません。 もっとも、未来永劫ずっと1人かと言われると、それは保証できませんが。
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