出生数が過去最低(人口動態統計速報)

目次

  1. 出生数が過去最低
  2. 人を大切に!
  3. 生産性向上も大事

出生数が過去最低

厚生労働省から人口動態統計速報(令和6年12月分)が公表されました。
結果は、以下の通りです。

【調査結果のポイント】(令和6年1 月~12 月速報の累計)
・出生数は、720,988 人で過去最少(9年連続減少) (対前年(※)37,643 人減少△5.0%)
・死亡数は、1,618,684 人で過去最多(4年連続増加) (同28,181 人増加1.8%)
・自然増減数は、△897,696 人で過去最大の減少(18 年連続減少) (同65,824 人減少)
・死産数は、16,031 胎で減少(同122 胎減少△0.8%)
・婚姻件数は、499,999 組で増加(同10,718 組増加2.2%)
・離婚件数は、189,952 組で増加(同2,154 組増加1.1%)
※対前年比較に使用した前年の数値は速報の結果である。

(引用 厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2024/12.html
の報道発表資料の部分)


婚姻件数が約19万組です。婚姻件数の約38%に当たります。離婚件数、けっこう多いな、というのが私の印象です。

出生数が約72万人で過去最少を更新しました。自然増減数は、△897,696 人で過去最大の減少(18 年連続減少)です。人口減少が止まっていないことが、あらためて確認された形です。

人を大切に!

この問題を事業者や人事担当者という視点で考えます。

万が一、来年から少子化が反転して出生数が増加に転じたとしても、今年出生した人が高校卒業年齢に達するくらいまでは、新卒者の減少傾向が続きます。今から18年間くらいは、ほぼずっと減少し続けます。事業を長く継続するつもりならば、採用面でも工夫が必要でしょう。

採用に関しては、新卒だけでなく、中途採用や短時間労働者の採用も活用したいところです。

定年年齢の引き上げや、雇用延長年齢の引き上げも考えられます。

また、現在働いてくれている人を大切にしていきたいものです。大切にといっても、なにも特別なことをすることではないと思っています。

労働条件をきちんと書面で明示する、挨拶する、定期的に上司と面談する、労災隠しと疑われるようなことをしない、残業代を法律通りに支給する、有給休暇も法律に沿った形で取らせる、等といったことが大事ではないでしょうか。

給料はもちろん大事ですが、人間関係、その仕事に対する興味、スキルアップできるか、成長できるか、楽しいか、やりがいを感じるか、なども働く人は仕事に求めます。

生産性向上も大事

効率化によって一人当たりの生産性を上げることも必要になってくるでしょう。生産性とは、

生産性 = 生産量 ÷ 投入量

です。つまり、同じ生産量なら、短い時間でできれば生産性は上がります。また、同じ時間なら、より多く生産するとやはり生産性は上がります。その生産物にかかった時間を計って、短縮できないか、を考えるのもありだと思います。

生産性向上のためには、まずは生産性を計る必要があります。例えば、自分であれば、このブログを書くのにかかった時間を計測するようにしています。

また、ITの活用も考えてみる価値はあると思います。